中学受験は、数年前まで比較的裕福な家庭のものというイメージでした。しかし、最近では、地元の公立小学校が荒れているから、友達がみんな受験するからなど、受験を思い立つきっかけも実に多様化しています。
公立の小中学校にも、保護者が通わせたい学校を選べる「学校選択制」を採り入れるところが増えています。わが子を学ばせる場所を選ぶことは、いまや、親の重要な仕事になりつつあります。
その上で、子どもに自然な形で、学習をする動機づけをする必要があります。10歳前後といえば遊びたい盛りです。確かに、遊ぶことも人間的成長には欠かせません。遊びと勉強をうまく両立させる方法を教えるのは親の役目といえます。「4年生になったから、はい勉強、はい塾通い」といった機械的なやり方では、子どもは負担だけを感じ、数年後から10数年後に深刻な問題を引き起こす例もあります。親の仕事は、子どもの負担を減らすことと言っても過言ではないでしょう。
また、入試をとりまく環境は、毎年変化しています。常に最新情報を手に入れ、子どもが無駄な努力を重ねることのないよう配慮することが必要です。面接では人柄や社会性もチェックされますので、学力だけでなく、常識的なしつけもどうかお忘れなく。
