理科では、特に実験・観察に関する問題が多く出題されます。これは、実験・観察の方法(知識)と、そこから導かれる結果(論理性)をひとつの問題でテストができるからです。小学校で登場する実験や観察のパターンはそれほど多くありません。教科書にのっているものについては、完全にマスターしておきたいものです。図表の読み取りや計算と絡めた問題や、複数のデータを結び付ける思考力を問う問題なども多く見受けられます。暗記だけに頼らず、意識して考える思考力を養うようにしましょう。
社会の最近の流行は時事問題です。多くの子どもたちは暗記が得意で、江戸時代の将軍の名前や全国の県庁所在地などはすぐに漢字で書けるようになります。そこで、入試の社会では、社会にどのような関心を持っているか、自分をとりまく環境をどのように把握しているかなど、単なる暗記では解けない問題が出されるのです。これは、保護者が社会問題に関心を持ち、日々のニュースに注意を払っているか、それを子どもにきちんと伝えているかを探る手段にもなっています。学校や塾だけでなく、家庭での学習が欠かせないといえるでしょう。
理科・社会に共通して、記述型の問題が増えているのも最近の特徴です。習ったことや身につけた知識を、自分の言葉で他人に説明する訓練を心がけましょう。
